豆知識 将棋における勝ちとは? 王様を取ることはできない?

ニシムラサービス唯一の見る将部しまやんです

本日は将棋における勝ちとは?について話したいと思います

ほとんどの人は相手の王様を取ったら勝ちと思っているのではないでしょうか?

実は王様を取ったら勝ちというわけではありません

もっと言うと、相手の王様を取ることは不可能なのです

将棋の規定によると、実はどうすれば勝ちというものは一切書かれていません

どうすれば負けなのかだけが規定されています

1投了

2時間切れ

3遅刻による所定時間超過

4反則

上記が負けとなります

 

持ち時間が無くなり1分将棋、30秒将棋等になった時に時間内に指さなければ負けです

 

遅刻をすればペナルティーとして持ち時間の3倍が持ち時間から引かれます

つまり持ち時間の1/3の時間遅刻すれば負けとなります(公共交通機関の遅延は遅刻した時間のみ引かれます)

 

反則はいろいろありますが、大きく分けてルール違反と禁じ手の2通りに分かれます

 

ルール違反 禁じ手
待った 二歩
誤った駒の動き 動けない駒
二手差し 打ち歩詰め
   王を取られる手
   連続王手の千日手

個々の詳しい説明は省きますが、この中で王を取られる手というのは禁じ手となっています

王手を見落として次の手を指した

自ら王を取られる手を指した

王の逃げ場所がなく何かを指した

この3つが考えられますが、1つ目と2つ目はうっかりでやってしまうこともあります

2つ目はどういうことかというと、例えば歩を動かした際に実は角や飛車が利いていて

王を取られてしまうようなことです

3つ目はいわゆる詰みという状態になり

通常は指す前に投了という形で負けを認めて終わることになりますが

投了せずに指してしまうとその時点で反則負けとなるので

王様を取ることはできないということになります

 

 

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