人間将棋開催!!

ニシムラサービス唯一の見る将部のしやまんです

今日も今日とて藤井竜王を応援します

4/17(日)に山形県天童市人間将棋が開催されました

人間将棋の歴史は古く、豊臣秀吉伏見城で小姓や腰元を将棋の駒に見立てて「将棋野試合」を行ったのがきっかけとされています

天童市では1956年から続く桜祭りの目玉イベントとして毎年行われてきましたが

2020年・2021年はコロナの影響で中止となり今年は3年ぶりの開催となりました

プロ棋士が将軍(東軍と西軍に分かれる)となり、実際に人間が駒となり将軍の指示通りに駒を動かしていくのが人間将棋です

今回は東軍佐々木大地六段・西軍藤井竜王となりました

 

通常の将棋と使って特集なルールがあり

武者言葉を使わなくてはいけない

全ての駒を動かさなければならない

というものがあります

通常将棋は何も言わず黙々と指していきますが、この人間将棋

基本1手指すことに一言二言話しながら指していきます

見ているととても面白いです

東軍から、「通常の対局なら1時間は考えたいところじゃ」とくると西軍も「1時間考えたいのはこちらも同じじゃ」と返す

不動ごまを動かさないといけないのでお互いに協力し合うことになるのですが

東軍にうまく利用されたときは西軍から「謀ったな」という言葉も飛び出ました

 

今年は藤井竜王が登場するということもあり、660人の観客募集に対して

12000人近くの応募があったそうです

あくまでもイベントなので非公式ではありますが、藤井竜王にとっては

今年度最初の対局ということもあってか、なかなか本気モードで戦います

最終的には19手詰めが出て、藤井竜王(西軍)の勝利となりました

 

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