西国三十三所巡礼の旅 その後

ニシムラサービスの高村です。

あいかわらずこれといった趣味は見つかっておりませんので

昨年のブログの「西国三十三所巡礼の旅」のその後をお話しします。

 

昨年の5月で残りわずかとなっておりましたこの旅ですが、

6月以降順調に旅を進めていき、紅葉がきれいな秋に無事満願することができました。

 

お参りの順番は特には決まっていないので、好きなお寺、行きやすいお寺から順に回っていたら

難易度が高いところばかりが残ってしまいました。 

 

滋賀県の琵琶湖の北部に「竹生島」というパワースポットとして有名な島があり、この島に札所のひとつ、「宝厳寺」があります

琵琶湖のクルーズ船に乗らないとお参りに行けませんが、天候がよくないと船は出航しないので、

日程の調整が難しかったです。

残念ながら、赤備え船『直政』には乗れませんでした。

 

そして、西国巡礼の中でも最大の難関と言われているお寺が和泉市にある「施福寺」です。

お寺に一番近い駐車場から、徒歩で40~50分、少し険しい山道を歩いていくしかありません。

真夏の暑さをさけて10月に行きましたが、大変でした。

こんな感じの山道を休憩をはさみながら約1時間かけて登りました。

これでラストの岐阜県にある33番札所「華厳寺」を残すのみとなりました。

 

岐阜県はさすがに日帰りは厳しかったので、大垣で一泊して、次の日は近場を観光して帰りました。

紅葉の名所でもある「華厳寺」なので、シーズン中は避けたかったんですが、わりと山の中なので冬場の運転は危ないと思い11月に訪問しました。

ここは「日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺」ということで、一番最後にお参りに来る方が多いそうです。

 

また、「当山では西国三十三番の結願札所として花山法皇が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんで三つ御朱印を行っております。また三つの御朱印とは本堂(観音堂)・満願堂、笈摺堂を指し、それぞれ現世・過去世・未来世を意味するとされています。」ということで、こちらでは3種類の御朱印をいただきました。

現世

過去世

未来世

 

そして満願の証明書もいただきました。

これで極楽浄土へのパスポートを手に入れることができました。

次の日は、少し時間があったので養老公園へ向かい「養老の滝」を見てきました。

こちらも紅葉がきれいでした。

滝つぼの横の売店で食べたフランクフルトはすごくおいしかったです。

 

そして、年が明け、今年の初詣は「四天王寺」に行ってきました。

そこで最後に、無事に満願したという報告もかねてお礼参りの御朱印をいただきました。

足掛け4年、最後に縁起の良い日にお礼参りまでできて

無事に一回目の巡礼の旅が終わりました。

 

奥さんに二回目の巡礼廻る。?と聞かれましたが、

とりあえず話を変えて、うやむやにしました。

今回の旅を終えて、今更ながら少し大人になれたような気がします。

 

皆様も、極楽浄土へのパスポートを手に入れるために、巡礼の旅をはじめてみませんか?